So-net無料ブログ作成
検索選択

6/14 天声人語から・・・ [日常の戯言]

 手塚治虫は幼いころ、母親から漫画の本を読んでもらっていた。親が子に読み聞かせをするのが今ほど一般的でなかった時代である。しかも、その読みっぷりが傑作で、登場人物の声色を使い分け、面白おかしく演じてくれた▼聞きながらわくわくしたり、はらはらしたり、感きわまって泣き出したりしたと、自著に書いている。漫画の巨匠を育てた肥しの一つに、きっとなったのだろう▼学校に入る前の幼児教育は、かなり将来まで影響を及ぼすのではないか。そんな議論が注目されている。第一人者であるヘックマン米シカゴ大教授の著書『幼児教育の経済学』には、所得の低い家庭から幼児を選び、無償で教育を施した研究が紹介されている。40歳時点で他と比べると学歴や収入が高く、生活保護を受ける割合が低かったという▼「機会均等を声高に訴えながら、私たちは生まれが運命を決める社会に生きている」とヘックマン氏は米国を嘆く。誰もが親から知的刺激を受けられるわけではない。だからこそ、公的な幼児教育で不平等を解消したいという訴えである▼程度の差はあれ、我が国にも通じる問題だろう。お金のかけられる親による英才教育ではなく、格差の縮小につながる幼児教育。それが可能だとすれば、十分検討に値しよう▼幼児教育は学力だけでなく、根気強さや注意深さ、意欲などの「非認知能力」を育むのが大切だと、ヘックマン氏は説く。それは案外、「三つ子の魂百まで」の現代版なのかもしれない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本が一冊も無い家庭に生まれました。


本がある家が羨ましかった、それだけです。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。